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通信速度は良くしていける!『無線LAN』と『有線LAN』LANケーブルの違い

2018-02-23 |  

皆さんこんにちは!
最近、パソコンなどの周辺機器をインターネット接続させる時、ほとんどが『無線LAN』になっていて『有線LAN』は使っていない・・・ということは多々あるのではないでしょうか。
それでも企業で使っているパソコンは『有線LAN』という所は多く見られます。
なぜ有線なんだろう!?と思いながら会社でパソコンを使っている方は少ないと思いますが、それでも『有線LAN』には、たくさんのメリットがあります。
あなたは『無線LAN』と『有線LAN』の違いを理解してインターネット接続されていますか?
今回は上記の違いからお話しをして、『LANケーブルの世界』へ突入していきたいと思います!!

■『無線LAN接続』と『有線LAN接続』の違い
2016年度、中小企業の無線LAN導入率は65.3%と半数以上の企業が『無線LAN』を導入しています。
しかし回線速度や接続の不安定さから業務に支障をきたす恐れもあり『有線LAN』で運用されている企業も少なくないという事です。
では簡単に比較してみましょう。

◎『無線LAN接続』のメリット ◎『有線LAN接続』のメリット
・電波が届く限りどこでもネット接続が可能
・配線が不要な為、レイアウトのし易さや端末台数の拡張性が高い
通信速度が速く安定した通信が可能
セキュリティ面に於いて心配する必要がない
×『無線LAN接続』のデメリット ×『有線LAN接続』のデメリット
・通信容量や通信速度が有線LANと比べて遅い
セキュリティ面を考える必要がある
・無線ルータの設置場所によって通信状況が変わる
・ケーブルが前提のレイアウトになってしまう
・ケーブルが届かなければインターネット接続が出来ない

上記の事から『無線LAN接続』は、接続に対する自由度が高いため、電波が届く限りどこでも通信が出来る事や、事務所のレイアウトに依存しないため環境も好きなように変更できる事などが上げられます。
また『有線LAN接続』はセキュアなうえ通信品質が高く安定した通信環境を手に入れることができるため、まさに通信環境が命の業務には絶対的な信頼性を誇っています。
それぞれの善し悪しがあるため、一概にどちらが良いというわけではありませんが業種や業務に合った環境を整えることが大切です。

■『LANケーブル』って!?
では、『有線LAN』が無線と比べて安定して早いのはわかりましたが、その『LANケーブル』にも違いがあるのをご存知ですか。
『LANケーブル』の種類を「カテゴリー」と呼んでおり、それぞれの違いがあります。

LANケーブル
の種類
CAT7A CAT7 CAT6e CAT6 CAT5e CAT5
カテゴリー7A カテゴリー7 カテゴリー6e カテゴリー6 カテゴリー5e カテゴリー5
通信速度 10Gbps 10Gbps 10Gbps 1Gbps 1Gbps 100Mbps

上記の違いだけではないのですが、「カテゴリー」の数字が一緒でも通信速度が違う事をご理解いただいて自分の使用しているケーブルが何か確認するのも大切です。
またケーブルを良いものにしても、接続されている機器の規格によっては速度が上がらない可能性も高いので、よくわからない場合は弊社でも結構ですので一度ご相談くださいm(__)m

CAT7 H4 LANケーブル
では今回の製品は、抵抗値の安定、耐ノイズ性、耐経年変化に優れた高性能サンワサプライさんのCAT7 H4 LANケーブルのご紹介です。

この製品は産業用に開発されたLANケーブルで上部写真赤枠のLANケーブルでいう「かしめ」と呼ばれる接続部分をハンダ加工してある業界初のケーブルです。

通常のケーブルと比べてみてもしっかりとした重厚なつくりとなっています。
伝送帯域600MHzというCAT5eの約6倍の伝送帯域を持ち工場などで使われているライン作業用の産業用機械のLAN接続などに使用されています。
まさに止まる事の許されない環境にうってつけのLANケーブルと言ってもいいでしょう!

今回はさらっと『無線』と『有線』の違いから、有線LANにも種類がある事を知って頂き、また環境に応じたLANケーブルがある事を知って頂きました。
実はサンワサプライさんではお客様の環境に合わせたLANケーブルを特注することが可能です。
もしお客様のネットワーク環境で通信速度や通信容量、通信品質にお困りがございましたら是非ご相談ください(^-^)