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『純正品』と『非純正品』インクジェットプリンターのインク! あなたはお得な買い方が出来ていますか?

こんにちは。

今回はインクジェットプリンターでお馴染み!インクについてお話していきましょう!

プリンターのインクを選ぶ際、『純正品』と『非純正品』で迷った経験がある人はたくさんいらっしゃると思うのですが、それぞれにそれぞれの良さがあり価格や品質に大きな違いがあります。

よく聞くのは『非純正品』はやっぱり価格が安い!と『非純正品』に目がいきがちですが、品質を考えると価格が高めの純正品のほうが、実は得になるということもあります!

まずはそこに着目しながらお話ししていきましょう。

純正品と非純正品の違いについて

まず『純正品』ですが、それぞれのプリンターメーカーが製造・販売を行っており、メーカー保証という絶対的安心感があるという点です。

その他にもプリンターごとの色味を最大限に引き出すことができるという特徴があり、だから価格が高めに設定されています。
一方、『非純正品』ですが、やはり一番に価格が安いことが挙げられます。

内容としてはプリンターのメーカー以外が製造しているため、メーカー保証もなく、品質では劣る点があるものの、やはり価格が『純正品』に比べて数分の一といったこともあり、人気があります。
このように『純正品』と『非純正品』には価格と品質に大きな違いがあります。

純正品の価格理由

純正インクの価格が高い理由には、プリンターメーカーのビジネスモデルが関係しています。

メーカーはプリンター本体を安値で売り、高価な純正インクなど、消耗品を繰り返し使ってもらうことで利益を出しています。

こういったことが理由でインクを数回交換しただけでプリンター自体の値段を上回ってしまうという現象が起きてきます。

また、インク自体の品質も純正品が高い理由の一つです。

純正インクはインクの量、発色など、メーカーが様々な開発テストを何度も行って完成したもので、プリンターに合った最適な印刷を行うことができます。

そのため、プリンターにも優しく、純正インクを使うことでプリンターが長持ちするというメリットもあります。

非純正品のリスク、起こりやすいトラブル

非純正インクは純正インクに比べてやはり低価格が魅力ですが、純正インクとは全く品質が異なるため、様々なトラブルが起こる場合もあります。

一番目に付く違いはやはり画質の違いです。

純正インクは厳密な開発テストを行っていますが、非純正インクはコスト優先のため満足なテストができておらず、最適な発色ができない場合があります。

特に写真印刷をする場合に違いが明瞭となり、問題になることも少なくありません。

また非純正インクは、漏れによるトラブルが多く見受けられます。

非純正インクを使ったプリンターでは30%の割合でインク漏れたという報告も耳にします。

インク漏れによって手や洋服、机などが汚れてしまうのは大きな問題ですよね。

ほかにもインクの量がうまく調節できずインクが減るのが早くなったり、目詰まりを起こしてクリーニングに時間がかかったという問題も多く見受けられます。

最終的には何が自分にとって得か!?を考える必要があります。『非純正品』は安さが魅力ですが、プリンターの良さを引き出せる点やプリンターのトラブル発生を減らし長く付き合っていく事を考えるのであれば『純正品』のほうがトータル的にお得かもしれませんよ!

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